うるのん
TOKAIが運営するワンウェイ天然水系ワンウェイメーカー。TOKAIは静岡県内でリターナブルボトル事業も展開している。こちらのブランド名は「朝霧のしずく」。業界での呼び名は「ザ・トーカイ」
TOKAIは東証1部上場。静岡県内では圧倒的な知名度を誇る企業でありインターネット、ケーブルテレビ、建築不動産、ブライダル、携帯ショップ、ガス等のインフラ事業を展開しているコングロマリット。
2007年11月から静岡県内でリターナブル事業を開始、2008年4月から自社工場での生産を開始している。更に2011年3月から全国向けにワンウェイボトルサービスを開始した。
近年はうるんのへの広告宣伝費を大量に投下し顧客数を伸ばしていたが、2016年は方針を一転し広告費を削減し単年黒字化を達成した。顧客件数増加数は前年水準をキープしている。
リターナブルボトルである朝霧のしずくはLPガスの販売網を駆使し、静岡県内では圧倒的なシェアを占めている。静岡マーケットに関しては他社が入り込むのは困難だと考えられるほどである。
しかしリターナブルでは全国的な販売ができない為うるのんを投下することで事業拡大を目論む。しかし相当な赤字を毎年出し続けた割には認知度及び顧客数が増えず業界でのポジションを確立できていない。
2015年までは比較サイトへの情報操作も積極的に行っていたが、2016年からは広告費を投下しなくなり比較サイトへの露出もすっかりなくなった。
2017年も広告費を投下する可能性が低い為、これから上昇する可能性は低い。ウェブ資金投下ストップはこれからマイナス方向へ影響を及ぼすと推測される。一度下げた広告費を再度上げるためには社内営業で勝ち上がらなければならず再度獲得することは難しいと思う。
巨大企業故、スピード感がなくデザインサーバーとして投下したサーバーも「ダサい」という致命的な間違いを犯している。
メインストリームであるリターナブル事業側にキーマンがいると考えられ、今後も大きく伸びるとは考えられない。
リターナブル事業はじり貧であり特に静岡県内ではすでにかなりのシェアを獲得しているので、顧客増加が困難である。
クリクラやアクアクララと同様、伸びる可能性低い。