プレミアムウォーター

プレミアムウォーターホールディングス。FLC(プレミアムウォーター)とウォーターダイレクト(クリティア)を傘下に収める持ち株会社。東証2部上場。
親会社は光通信。

主に天然水を製造販売している。
全国数か所の天然水取水工場から宅配便を利用しては各家庭に配送されている。ワンウェイの使い捨てタイプであり飲み終わったボトルはペットボトルと同様に資源ゴミとして破棄可能。

2006年、前身であるウォーターダイレクト社が設立される。当時の社長は現フレシャス社長粟井氏。
その他、リヴァンプ等ベンチャーキャピタルの出資を受けスタートした企業。
2013年に東証マザーズに上場し2014年に東証2部に指定替え。2015年にTOBにより光通信に買収される。

その後、実質的にはクリティアがプレミアムウォーターを飲み込む形での合流。両社とも光通信傘下という事もあり、ブランド名はプレミアムウォーターとなり、代表取締役はプレミアムウォーターの社長が就任する。
社長がとても若くイケメン。若干チャラい。

顧客数等はプレミアムウォーターとクリティアの合計数字である。買収前に光通信がテスト的に立ち上げたブランドのアイディールウォーター顧客も含まれる。その後いくつかの小さいメーカーを買収。

現在ではクリティア名義での顧客獲得はほとんど行われておらず、プレミアムウォーターに一本化された。

2017年4月時点で45万件以上の顧客を有している。おそらく業界第2位であり、2017年度中の1位奪還が見えている。
いま最も勢いのある会社であり年間10万件ペースの顧客純増は驚異的。

催事営業等を得意としており、若い従業員を積極的に採用&活用し顧客数を増やしている。

幾つかのコラボサーバー等を企画しており、vanps(プレミアムウォーター)、黒夢(アイディールウォーター)など全体的にチャラい。海の家等の催事運営も行っており、やっぱりチャラい。次はEXILEか?(※あくまでも個人的な予想です。)

知名度は高くなくテレビCMもほぼ実施していない為、ブランド名のなじみは薄い。しかし光通信やflcの持つ驚異的な営業力によって様々なチャネルからの集客に成功し最も顧客純増数の多いメーカーの一つになった。

あまりに営業が強力なため、ブラック企業批判や解約問題に悩まされてはいるもののその勢いは群を抜いており、当面は失速しそうにない。

一部、くまおさんサイトの訪問者より情報提供があり顧客情報を光通信グループ内で共有しクロスセルを行ったことが悪質であると判断されイオンでの催事ができなくなったと言われているが、その後の動きに関しては未確認である。

また、グループ内のインサイダーより情報提供があり旧クリティア勢は退職に追いやられているとの情報があった。会社は光通信の影響を色濃く受けた営業会社であり、ブラック企業の噂は絶えない。

長期契約で顧客を囲い込む戦略をとっており、解約金は業界最高水準である為一度契約すると逃れにくい。サーバー性能やお水の品質に関しては特質して問題ないが、永久メンテナンスフリーをうたっている同社のサーバーにはそこまでの性能はない為、今後衛生問題に関するクレームが噴出する可能性が高い。

他社が力を入れているサーバー開発には一線を画し、顧客獲得に注力しているイメージがある。その為サーバー性能は最新型に比べると数世代前である。
と・・・考えていたが、amadanaというデザインメーカーと組んで新型のウォーターサーバーをリリースした。
これが思いのほかかっこいいのでかなり売れると思われる。

ウェブ戦略は他社よりも高額報酬でアフィリエイターと交渉しているが、知名度が低い為アフィリエイターが扱いたがらない。
資金投下はしているもののウェブ戦略が想定よりも進んでいないが、近頃コスモウォーターが失速してきている為、その隙間に入り込むのはプレミアムウォーターの可能性がある。アフィリエイターに対しては誠実に対応している印象。

光通信が母体企業という事もあり、今後はリスト顧客へのクロスセルにて売り上げを高めてゆく可能性が高い。グループ企業に保険代理店やネット回線、携帯電話等の事業体を大量に有している為、俗にいうレ点営業が実施可能。
別事業のクロスセルを想定している為、他メーカーよりも顧客獲得コストを高く設定できるという強みがあり販促コスト面でも他社より優位に立っている。

今後の注目ポイントとしては、2017年度中に業界1位を獲得した後のふるまい方だと思われる。
顧客満足度や安全性の管理に方向転換するか、もしくは強気セールスを続けるかによって今後のポジショニングが決まってくる。くまおさんの予想としては強気セールス継続であり、その決断は企業判断としては正しい。
ただし、顧客側にとってはあまり望ましい話ではなく今後のリスク要因である。

ちなみに2017年4月現在、くまおさんはプレミアムウォーターユーザーであり、快適に利用しているが、親会社が光通信であるという事はマイナス要因なので素人は契約するのは控えたほうがいいだろう。